他人の話は参考にしない方がいい。 - ポジションとバイアスの蜜月。-

普段から人には期待しないと言っているんだけど、（もちろん期待と信頼は別と考えている。）
それにはいくつか理由がある。特に、他人からのアドバイス関連は期待しない。
正確に言えば自分がなりたいと尊敬する人の話以外は、参考にしない方がいい。

仕方のない話だけれど、人は自分が生きてきた人生の上でしか物事を語れない。
もし語るのであれば、それは外から仕入れてきた他人の情報である。
それでは説得力がない。まあ、そもそも説得力なんて必要ないって実は思ったりするんだけど。
詰まる所なんでも良いよねって話にもなる。表面上の理屈だけ取り繕ってしまっても困った時に応用がきかないよね。

それじゃあ意味がない。

とはいえ自分の人生でしか語れない。これはつまり「自分の人生には肯定するしかない」事と等しいのだ。
人生には必ず後悔も反省もある。やり直せるのならやり直したいという感情も誰しもが持っているのは当然だよね。
でも、その経験がなければ「今の自分」は存在し得ないので、人は今を肯定するために人生を肯定するしかない。

結論、自分はこうしたのだから君もこうしなさい。と指摘するのは良くない。
正確にはムダだ。
だって、人生は何でもいいのだ。
どういう選択をしようが最終的には肯定するしかないのだから。

という訳で、他人は他人。自分は自分。
自分の考えをもって、それに対して真摯に生きていきたいと思うのです。
だって人生は何だっていいのだから。