好きなことや、向いてる仕事なんて見つけなくていいよ。

よく本屋さんやネットで
「好きなことで生きる」、「向いてる職業がわかる」とかの適性診断みたいなコンテンツを以前よりまして見かけるようになった気がする。

それ自体は別にいいんだけど、じゃあ自分の好きなことって何？って人も相当数いるのも事実。
まるで好きなことや向いてる仕事じゃないと人生ダメになりますよって脅迫されているみたいだ。
好きなことを探すために苦悩するって滑稽だなって思っちゃったりする。

実は、僕個人でいえば、別に仕事は好きでなくていいし向いてなくてもいいと思うんだよね。

大切なのは、自分に出来るか？
それだけ。

人は常に変化していく生き物だし、好きなものが一生涯に渡って好きであり続ける人なんて本当に少数。
やっていく内に挫折も経験するだろうし好きだからこそ辛いことも沢山ある。

向いてる仕事だってそうだ。
「自分に向いてる」なんて、ごもっともらしい言い方だけど、向いてる＝ストレスフリーではないよね。
仕事が上手くいくかどうかなんてものは、極論は他人との関係性に尽きるし、そこに仕事の内容は何だっていい訳さ。

自分が出来る仕事は種類を選ばずやるべきだし、それを通して他人から感謝をされて対価としてお金を頂く。
本来それくらいシンプルなことなんだよね。

でも人は今よりも「もっと」を欲しがる生き物だから、その仕事の本質を見失い自己表現へと身を投じて不幸になっていく人もいる。
本来の必要十分さえ見極めれば、もっと楽に、もっと幸せに生きれると思うんだけどね。