物事を継続させるには、負荷を減らせばいいんだよ。という話。
継続は力なり。
塵も積もれば山となる。
世の中では、小さいことをコツコツとするのが大変評価されます。
大成した人も貧乏な時期から一生懸命に身を粉にする思いでやってきています。
別にそんな成功を目指していなくたって、英語やプログラミングなど、一芸を身に付けたいと思って始めてみても継続させることが難しく、習慣化に失敗して諦めてしまう人が沢山います。
よく考えると当然の話で、現状なんとか生活できてしまっているから頑張る必要がないんですね。
人に与えられた時間は有限。ということはキャパシティが決まっている。
経営者やフリーランスの方は、その形は多様なれど一芸を身に付けていなければ生きていけません。
では立ち上げ当初から一芸を持っていたのかというと、そうではありません。
彼らは立ち上げながら磨いていき、時には外部から批判される事を噛み締めて切迫した面持ちでやっているからこその賜物だと思います。
その一芸に対する情熱と時間の多さからだと思いますね。
一方サラリーマンではどうしても日々のルーチンワークに追われて帰宅する頃にはヘトヘト。
キャリアアップやスキルアップの時間なんて取れないという意見も沢山あります。
そういった人達は、本当に習慣化させることは難しいのでしょうか?
勉強や練習の負荷を軽減すればいい
そんな訳で、人の時間が有限で設定されている以上、アクションするキャパシティは限られています。
毎日まいにち、寝る時間を確保するのに精一杯なサラリーマンや兼業主婦は1時間勉強することすらも難しいですね。
健康面も勿論、本業にまで支障があると大変です。
しかし、そうかと言って諦めることもありません。
答えは簡単です。スモールスタートで初めて負荷を調整していけばいいのです。
考えると理解できるのですが、例えば
「1時間勉強する」というのは表面的な事で、本質的な価値は「英語になれる」ことです。
だから、まずは通勤の時間や寝る前に英語の動画を見たり、英単語のカードをパラパラと眺めるだけで十分なのです。
そうやって学習の負担を減らし、英語の耳を鍛え単語量を増やした後に本格的な英語学習に臨めば、段階を踏み無理のない負荷で継続する事が可能です。
スモールスタートには他にもメリットがあります。
自分に必要かと思っていたスキルが身に付けてみると大して役に立たなかったなんて事は沢山あるわけですが、スモールスタートで始める事によってそのリスクを最小限に減らすし、次の行動へと素早く繋げる事ができます。
何にでも応用が利くスモールスタート
ビジネスの世界では、失敗時のリスクを最小限にする意味や、よりスケーリングする為の手法としてスモールスタートが採用されています。
これは非常に合理的で自分の中で上手く落とし込む事が出来れば、何にでも応用が可能です。
歌手のGacktも英語学習を始めた時は参考書を雑誌のようにパラパラめくり興味のある所だけをつまみ読みしていたそうです。
かくいう僕も何回も挫折していたブログを継続できている理由もスモールスタートの手法を取り入れているからです。
こうやって小さいことを沢山積み重ねていきたいと思います。