正社員とか派遣社員とかで区別って意味ないよね。
年明け早々に竹中さんの「正社員をなくす」発言が話題になりましたね。
竹中平蔵氏の「正社員をなくしましょう」はどんな流れで発せられたか?(文字起こし)|弁護士ドットコムニュース
どこかの政党さんがCMで「夢は正社員になること♪」なんて打ち出して
これまた批判くらってたような気もしますが。
そもそも正規・非正規って言葉ばかりがイタズラに氾濫している気がします。
どうしても非正規ってネガなイメージ付きますけど、今は昔と違って多様なライフスタイルが
当たり前になっていて、それを謳歌している人にとってはむしろ非正規の方がいいんですよね。
3ヶ月働いて、のこり3ヶ月は海外にバックパッカーとして旅行するとか。
正規にしたって今どき幻想の部分がかなり多いと思います。
正規雇用を選ぶ人の大部分が「安定しているから」だと思いますけど本当にそうなんでしょうか?
下手に正規雇用になったばかりに「名ばかり正社員」になるケースもあります。
“アルバイト以下”の待遇に喘ぐ若手正社員の悲惨な職場事情|News&Analysis|ダイヤモンド・オンライン
話が逸れてしまいました。
結局は何が言いたいかと言うと雇用の選択肢が現代社会とミスマッチが起きてますよね。
そもそも労働は週に5日、一日8時間労働っていうのがもう古いです。
成果主義にするか、もっと時間を細切れにしないと現代人の雑務の多さじゃ過労死しますよ。
実際、イケアはパートでも正社員と同じ待遇にし、週に一回勤務時間を決められる《コワーカー》という制度を導入しました。
親の介護や資格取得など、多忙でも仕事を諦めずにすむのが大事なのだそうです。
同じく、衣料販売のクロスカンパニーは勤務時間が短くても正社員になれる制度を導入。
在庫や人員の管理をし、経営と現場をつなぐ店舗管理課長に《6時間正社員》で子育て女性が登用されているみたいですね。
各業界で人材不足が嘆かれてますが、こういった柔軟な施策をすれば人はやってくるんですよ。
フリーランスや起業をするべきっていう人達と概念は同じなんですが、要はもっと個人が注目されるべきですよね。
今までの均質化された人材を求める方向性に無理がでてきたのだと思います。
はやく正規・非正規に囚われることのない働き方が出来る世の中になるといいですね。