僕トク的なアレ

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それって思考停止?経験則からくる中年思考に気をつけたいと思った話。

さいきん知り合いの40代なかばオッサンに説教をくらいました。

「○○は××だから〜!これはこういうものなんだ!」

普段だったら思考停止乙!って感じで俯瞰して終了なのですが、オッサンも40代ともあれば相応の経験をしている訳で、そこから紐付かれる結果に対して説得力があったりするんですよね。
特にこのオッサンは少年時代に家を飛び出し、一時はホームレスも経験をしたという背景も僕は知っていたので、これは40年に渡る経験則からきているんだなぁ。なんて思うと今回はちょっと引っかかるものがあったので、しばらく考え込んでしまうことに。

というのも、最近の僕もオッサンよろしくで自身の経験則からくる思考内の判断で物事を進める事が多く、外野からみれば中年オッサンとなんら変わらない「思考停止状態」に見られているのだと思うと、なんとも心苦しいものがあります。

自分には自分なりに結果に対して過程があり、過程とは自身の体験や経験からくる、言語を超越した抽象的概念です。
この抽象的概念こそが正に、外と内との理解値の齟齬を生む原因なのではないかと。


「あいつは思考が停止しているから...」

こんな状況になっている人は沢山みてきましたし、僕自身も体験したことは何度もあるのですが、実はこれらは相互の背景に対して理解が及んでいない場合が殆どなのだと言うことは簡単に想像がつきますね。


これは大なり小なりどんな人にもある事象でしょう。
成長するために経験や体験を経ている筈が、それらが時と場合によっては思考停止な決断をしてしまう一因にもなりうるのは皮肉と言えるのではないでしょうか。
はたまたこれらは単なるコミュニケーションの不足が原因とも考えられるかもしれません。
周囲の人間と意思疎通ができていればこんな事例は起きにくいですからね。


僕も今後は自分の背景からだけでなく、関係者の立場やその時その場所など複合的に考えて発言する必要があるなぁ。と再認識させられました。
身体的には年齢と共に老いていくのかもしれませんが、頭の中はいつまでも若くいたいものです。